講習内容

【選択】社会科・地歴科(歴史)における「深い学び」のための指導

■講習概要

歴史教育は、近年大きく変わっています。知識注入型から自己考察型、児童・生徒の受動型学習から能動型学習への変化です。テーマにありますように、児童・生徒に能動型の学習を実施するための方法を考えます。また、歴史の基礎を踏まえつつ指導要領の改訂のことから最新の歴史学、考古学等の情報を先生方にお伝えします。

 

■講師

木村 清治(東京薬科大学 生命科学部教職課程非常勤講師)

蒲生 眞紗雄(日比谷図書文化館古文書塾てらこや講師 新宿区富久町北遺跡発

掘調査会文献調査員)

 

■対象 小・中学校社会科教諭、高等学校地理歴史科教諭

【選択】人間の脳の働きを理解した教え方‐人間理解から教育へ

■概要

人間の認知機能、学習、行動決定、社会性などの仕組みついて、脳科学知見から理解し、科学的な解釈ができるようになることで、授業を受ける児童・生徒が授業をどのように受け取り、理解しているかを知ることが可能となり、教員が授業をする際に児童・生徒の理解力を高めるためにどのように工夫すればよいかをより客観的に考えることができるようになることを目指す。

■講師

小松 英彦(玉川大学脳科学研究所所長・教授)

鮫島 和行(玉川大学脳科学研究所 教授)

酒井 裕(玉川大学脳科学研究所 教授)

小口 峰樹(玉川大学脳科学研究所 特任助教)

高岸 治人(玉川大学脳科学研究所 准教授)

松元 健二(玉川大学脳科学研究所 教授・応用脳科学研究センター 主任))

松田 哲也(玉川大学脳科学研究所 教授)

 

■対象

小・中・高等学校教諭及び特別支援学校教諭、養護教諭

【選択】学校組織力・授業力を高めるカリキュラム・マネジメント

■講習概要

小・中・高等学校の新学習指導要領の総則では、各学級が学習指導要領に基づき、どのような学習課程を編成し、どのようにそれを実施・評価し、改善していくのかというカリキュラム・マネジメントの確立が求められている。そこで、カリキュラム・マネジメントの概念と全体構造の視点、カリキュラムデザイン、教科横断的な視点によるカリキュラム編成のあり方、カリキュラム・マネジメントにおける条件整備(組織文化)の影響、校内・外研修のあり方等について具体的なケースを踏まえて捉えることにする。

■講師

八尾坂 修(開智国際大学教育学部教授 九州大学名誉教授)

 

■対象

小・中・高等学校教諭、特別支援学校教諭

【選択】授業に活かすプレゼンテーション

■講習概要

授業は広義でのプレゼンテーションとして捉えられます。そこで「ティーチング」「コーチング」「問題提起」といった目的を明確に持つ必要があります。その目的を達成する効果的なプレゼンテーションを行うための心構えと技術について学習します。

特にプレゼンテーションのツールとして広く使われているパワーポイントを利用して、効果的なシートを作るポイントを学びます。

 

■講師

城田 比佐子(NPO法人国際社会貢献センター活動会員(現職))

■対象

全教諭

【選択】健康な身体づくりのための運動指導-児童生徒の発育・発達をもとに-

■講習概要

小、中、高生の発育・発達を理解し、体育科、保健体育科、部活等を通し、より健康的な身体づくりのための運動指導ができることを目標とします。発育・発達を「方向性」」「速度の多様性」から考えます。そして身体運動を「分化」、「統合」という側面で理解します。これらを活用した効果的な運動指導を考察します。保健領域、保健分野についても簡単に触れています。

 

■講師

高島 二郎(玉川大学教授)

 

■対象

小・中・高等学校教諭

【選択】外国人児童・生徒の理解と指導 -日本語指導を中心に-

■講習概要

1990年の出入国管理及び難民認定法改定以降増加している、海外から日本に居住するようになった外国人(日系人を含む)の子どもたちが、日本の学校において直面する課題として、日本語の会話・読解・記述能力の低さによって学習や進学等に不都合や不利益が生じていることがある。講習では、そうした状況や課題について理解を深めることおよびその対応の心構え、また、日本語指導の具体的な指導方法と注意点などについて解説する。

 

■講師

田中 泉(広島経済大学教授 比治山大学非常勤講師)

船戸 はるな(玉川大学リベラルアーツ学科助教)

 

 ■対象

小・中・高等学校教諭

【選択】学校での問題行動への予防と対処

■講習概要

米国の学校においては、生徒指導の枠組みとして、カウンセリングやTET(教師学)、ゼロトレランスなどが用いられてきた。しかし、最近になって、PBIS(ポジティブな行動サポート)と呼ばれる予防的な取り組みが行われるようになってきた。実際PBISを導入することで、行動面、学力面ともに、好ましい成果が報告されている。本講習では、これら米国の生徒指導の理論と実践を紹介するとともに、日本の学校での「不登校激減法」やいじめ対策などの具体的な実践についても考察している。

 

■講師

宇田 光(南山大学 教授)

市川 千秋(京都大学 特任教授)

 

■対象

小・中・高等学校教諭及び特別支援学校教諭

 

選択】外国人児童・生徒の理解と指導 -日本語指導を中心に-

■講習概要

1990年の出入国管理及び難民認定法改定以降増加している、海外から日本に居住するようになった外国人(日系人を含む)の子どもたちが、日本の学校において直面する課題として、日本語の会話・読解・記述能力の低さによって学習や進学等に不都合や不利益が生じていることがある。講習では、そうした状況や課題について理解を深めることおよびその対応の心構え、また、日本語指導の具体的な指導方法と注意点などについて解説する。

 

■講師

田中 泉(広島経済大学教授 比治山大学非常勤講師)

船戸 はるな(玉川大学リベラルアーツ学科助教)

 

 ■対象

小・中・高等学校教諭

【選択】保育に役立つ表現のいろいろ

総合系 複合領域

■講習概要

保育現場で必要ないろんな表現に関して幅を拡げ、保育現場や生活発表会などで使える身体表現やセリフ、音楽を使った表現などを紹介していきます。子どもたちから大人まで活用できる表現法を具体的に学んでいきます。

 

■講師

油井 宏隆(大阪城南女子短期大学教授)

 

■講習内容

1 歌による表現のいろいろ(基礎)

しっかりと息を吸って歌う。

良い姿勢で歌う。

遠くに声を飛ばす。

 

2 言葉による表現のいろいろ

発音を明確に話す。

母音、子音を上手に発音する。

語頭を意識して話す。

 

3 舞台表現のいろいろ

舞台の専門用語を覚える。

舞台図面について考える。

舞台での姿勢や振る舞いを考える。

 

4 朗読表現のいろいろ

自然の流れを作る読点を付けていく。

高低や緩急を使って読んでみる。

いろんな感情表現(喜怒哀楽を操る)。

 

5 楽譜が伝える表現のいろいろ

音楽記号の確認。

曲の山場を見つけよう。

楽譜に書かれていない表現。

 

6 童謡・唱歌の表現いろいろ

ブレスを意識して歌う。

思いを伝える歌い方。

日本音階の曲を表現する。

 

7 歌による表現のいろいろ(応用)

どう歌うかを楽譜から探す。

母音だけを抜き出して歌う。

さまざまな歌い方の確認。

【選択】あそびと仲間関係の発達から保育を見つめ直す

総合系 複合領域

■講習概要

あそびや仲間関係の経験は、子どもにどのような 発達をもたらすのであろうか。ここでは、子どもの自己の発達に焦点を当て、あそびや仲間関係の経験が自己の発達にどのような影響を与えるのかについて考察 していく。そして、子どもの自己の発達の様相に基づき、保育を再考していく。

 

■講師

須河内 貢(大阪人間科学大学人間科学部教授)

 

■講義内容

1 新生児の発達的特徴:他者との出会い

親子関係や仲間関係の発達を理解する。

親子関係や仲間関係、あるいはあそびの発達的特徴を踏まえて、保育において求められる対人関係の質について説明できる。

 

2 人と人とのかかわりあいの起源

発達初期のコミュニケーションの特徴を理解する。

発達初期における赤ちゃんと養育者とのかかわりあいの様相と自己の発達の関係について理解する。

 

3 発達初期における自己 -他者とのかかわりあいのなかで立ち現れる自己-

発達初期における自己の発達の特徴について理解する。

 

4 親子関係の発達と仲間関係の発達

乳幼児期における親子関係と仲間関係の発達的特徴を理解する。

 

5 乳幼児期におけるあそびと発達

乳幼児期におけるあそびが発達にもたらす影響について理解する。

 

6 心を理解するとはどういうことなのか

仲間関係の特徴について理解する。

仲間関係における経験が発達に与える影響について理解する。

心の理論の概要について理解する。

 

7 保育において求められる人とのかかわりの質

あそびや仲間関係の経験が自己の発達にどのような影響を与えるのかについて理解する。

あそびや仲間関係の経験が自己の発達に与える影響を踏まえて、保育にあり方について再考する。

【選択】幼稚園教諭のためのICT

総合系 複合領域

■講習概要

現在、コンピュータを中心とする情報メディア無くして生活することはできなくなっている。このような情報社会において、幼稚園教諭が、ICTをどのように理解し、どのように活用していくことができるのか、さらに、その時知っておかなければならないこととは何かを、「コンピュータとは何か」「情報を活用する」「教育で利用する」という3つ視点からやさしく解説する。

 

■講師

村上 優(大阪芸術大学初等芸術教育学科教授

 

■講習内容

1 コンピュータって何?

まず、「道具とは何か」についての理解を深め、コンピュータが今までの道具と異なる道具であることがわかる。

戦争で利用する道具であったコンピュータが、現在のコンピュータに変わることになったプログラム内蔵方式について知る。

パーソナルコンピュータの名付け親であるアラン・ケイが説明するコンピュータはメタ・メディアであるという意味がわかる。

 

2 情報を作り出す・編集する

情報とは何かについての理解を深め、目的意識の強さの程度によって、情報としての価値が変化することを理解する。

情報には、「記号的な側面」と「意味的な側面」という二つの側面があることを理解し、「コンピュータは「記号的側面」を処理する能力が高い道具であることがわかる。

「デジタル」と「アナログ」の違いを理解し、コンピュータは「ある」と「ない」を、電気の「ON」と「OFF」、正確には電圧の高低というデジタル量で情報を扱っていることを知る。

ビットの意味を知り、ビットの数が増えることによって表現できる状態が増えることが理解できる。

マルチメディアデータの意味についての理解を深め、マルチメディアデータを編集するときに注意しなければならない著作権についてわかる。

 

3 インターネットの世界

コンピュータは、ネットワークでつながることによって、力を発揮すること、さらに様々なネットワークの種類があることを知る。

インターネットとは何かを知り、インターネットの歴史、特徴について理解する。

インターネットの特徴であるパケットの意味を理解し、データを送るときの約束事であるプロトコルの特徴を知る。

WWW、クラウド・コンピューティング、IoTの意味についてわかる。

 

4 教育への利用のために

コンピュータはメタメディであると定義したたアラン・ケイが説明するコンピュータはアンプリファイアー(増幅器)であるという意味がわかる。

コミュニケーションが成立する5つの要素とその意味について理解する。

コンピュータは「コミュニケーションを増幅するための道具」であることがわかるとともに、保育・教育の中におけるコンピュータの活用方法の基本となる考え方を理解する。

 

5 アプリケーションソフトの紹介

「ソフトウェアに子ども合わせるのではなく、ソフトウェアが子どもに合わせる」の意味がわかる。

「ピッケのつくるえほん」を使って自分で物語をつくる楽しみを味わう実践の流れを理解する。

テーマとお話づくりをかけあわせることで、より一層体験が深まったり、広がったり、課題解決に役立つ実践について理解する。

「ピッケのつくるえほん」で作られた子どもたちの作品の年齢による違いがわかる。

子ども達が使う「ことば」と二つの「そうぞう力」の意味が理解できる。

 

6 実践事例

二つの幼稚園で行われたコンピュータを利用した実践の中で共通している特徴がわかる。

異年齢時との共同使用とファンタジーとのコラボレーションにより、子ども同士が互いにヴィゴツキーの最近接発達領域(ZPD)での足場になる活動が展開される意味がわかる。

この二つの幼稚園でのコンピュータ遊びからうまれてきたものが何であるかを理解する。

 

7 情報のセキュリティと信頼性

幼稚園教諭として知っておかなければならないWWWの「情報のセキュリティと信頼性」についてわかる。

幼稚園教諭として知っておかなければならないSNSの「情報のセキュリティと信頼性」についてわかる。

幼稚園教諭として知っておかなければならないデジタル写真の「情報のセキュリティと信頼性」についてわかる。

「幼稚園教諭のためのICT」における学びのまとめが理解できる。