2020年06月17日
■講習概要
小・中・高等学校の新学習指導要領の総則では、各学級が学習指導要領に基づき、どのような学習課程を編成し、どのようにそれを実施・評価し、改善していくのかというカリキュラム・マネジメントの確立が求められている。そこで、カリキュラム・マネジメントの概念と全体構造の視点、カリキュラムデザイン、教科横断的な視点によるカリキュラム編成のあり方、カリキュラム・マネジメントにおける条件整備(組織文化)の影響、校内・外研修のあり方等について具体的なケースを踏まえて捉えることにする。
■講師
八尾坂 修(開智国際大学教育学部教授、九州大学名誉教授)
■講義内容
第1回
・教育課程とカリキュラムの概念を理解できるようになる。
・カリキュラム・マネジメントの先行概念がわかる。
第2回
・新学習指導要領(教育要領)におけるカリキュラム・マネジメントの側面を理解できる。
第3回
・カリキュラム・マネジメントの全体構造と実態分析を通して、要素間の関係性を理解できるようになる。
第4回
・カリキュラム・マネジメントとしての3つの階層「グランドデザイン」、「単元配列表」、「単元計画」を捉え、具体的授業デザインへと進むことができる。
第5回
・評価を核としたカリキュラム・マネジメントのPDCAサイクルを理解できるようになる。
第6回
・組織構造、学校文化、リーダー等の構成要素のマネジメントを理解できるようになる。
第7回
・カリキュラム・マネジメントの理解を深める研修をどう進めるべきかを理解できるようになる。
カテゴリ:講習内容